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“つながる”時代の健全な社会創りを目指して

つながる時代、つながる社会、そしてつながるビジネス

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 今や、“つながる”は私たちの生活基盤や社会生活、そしてビジネスにおいて当たり前の事象になっています。インターネットの浸透により、ITが世界中に加速度的に張り巡らされてきたことが大きな要因として挙げられるでしょう。そして、世界中において距離の壁を越えて自由にコミュニケーションが可能な時代に向かっています。物理的な制約の変化により、今までの日々の行動様式やビジネスの根幹をなしていたことが、取り払われつつあるのです。リアルな活動が大切なのは言うまでもないことですが、今まで実現し得なかった新たな人と人のつながりが生まれています。

 従来であれば、人とのつながりは基本的に自分の生活圏において、その範囲は限定されてきました。それが電車や飛行機による移動によって、人がつながるようになり、今やそういった物理的な移動をさらに超越した人と人のつながりがオンラインでグローバルに加速しています。

 

 当社の創業から約30年の月日が流れました。創業以来、企業支援に軸足を置いてきた活動は、テクノロジーと社会の変化と共に歩んできたといっても過言ではありません。創業時からを振り返ると、明確に見えてきたことがあります。それは、“つなぐ”を企業経営の軸として活動しながら、自らも“つながる”ことによって成長してきたのです。人と人、企業と企業、情報と情報、人と情報、国と国、地方と地方などなど・・・これ以外にも“つなぐ”ことの形態は無限に存在します。IT活用を軸に企業支援を展開してきた実績と経験を糧に、健全な社会創りに貢献を続けていく決意を新たにしています。

 コロナ禍において、私たちも多くの気づきと学びがありました。そのひとつが、創業時の原点に戻るということです。当社の大きな特徴のひとつは、オフィスをもたない企業経営を目指したことでした。過程では紆余曲折がありましたが、常に世の中の変化に適応することを最大の命題とし、そして実践してきました。それが、企業支援におけるペースメーカーとしての存在意義だと確信していたからです。原点回帰を進める中で創業4年目に定めた企業理念も改めて振り返る機会がありました。引用すると、以下のようになります。

社会貢献への意識を持って、社会問題に真摯に取り組む。

 ・環境問題への取り組み

 ・ベンチャー企業、中堅・中小企業支援

 ・女性・高齢者の労働環境の整備

未来志向型ニュービジネスの創造

 ・新サービス形態の提案

 ・新総合教育サービスの創造

 ・新規事業コーディネート

 この企業理念を掲げてからはや25年となります。経営を続ける中で横道にそれかけたことも多々ありましたが、この想いと信念に従って活動してきたことに気づかされました。この経営理念を誇りに、新たな活動を展開していきたいと考えています。

 世の中はまさに変革を求めています。しかし、それは本当に私たち生活者が求めているものなのでしょうか?ビジネスを行う立場だけから、変革を起こすことの意味はどれだけあるのでしょうか?今までの経済メカニズムが機能不全になりつつあり、進化し続ける科学技術の使い道を誤らないかという心配と不安も増長しています。一方、生活者にエシカルの意識が芽生え、健全な生活を志向している人達が着実に増えています。

 企業と顧客の関係だけではなく、社会や生活、市民と企業の関係性も重要な時代です。そんな時に健全な社会創りに活用できるのがITであり、この可能性を秘めた最新テクノロジーを正しく使いこなすことのできる企業を人々は求めています。ITを使いこなし、“見える化”や“つながる”、“知る”を実現することは、生活者にとっても企業人にとっても大切な役割といえます。そのような社会創りへの貢献を目指していきたいと考えています。

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